この記事でわかること
- DistroKidで「配信先で問題が検出されました」と表示されたのに、メールが届かなかったときの状況
- サポートに問い合わせた流れと、今回判明した原因
- 取り下げ・修正・再アップロードの手順と、結果
DistroKidで「配信先で問題が検出されました」と表示された

DistroKidのマイミュージックで、あるアルバムに次の通知が出ていました。
配信先で問題が検出されました。詳細はメールをご覧ください。
ところが、メールはどこにも届いていませんでした。
この記事は、原因を見つけて直すまでの実体験の記録です。同じ表示が出た方の参考になればと思って書きました。
状況:アップしてから約2か月、配信手続きが進んでいないように見えた
- 対象:12曲入りのアルバム(AI音楽のBGM)
- 画面の表示:「配信先で問題が検出されました」+「配信を取りやめる」ボタン
- メール:迷惑メールフォルダまで探しても見つからない
- 曲ごとの「ISRC」(楽曲を識別するコード)も表示されておらず、通常の配信手続きが進んでいないように見える状態でした(他のアルバムでは、配信後に曲ごとにISRCが表示されていました)
- 送信済みを知らせる「楽曲が配信先に送信されました」のメールも、このアルバムだけ届いていませんでした
同じ形式の他のアルバムは問題なく配信されていたので、「なぜこのアルバムだけ?」という状態でした。
最初にやったこと:「配信を取りやめる」は押さない
画面には「配信を取りやめる」ボタンがありますが、原因が分かるまでは押さないことにしました。押すと「すべてのサービスから削除」という確認画面が出る操作で、押したあとの影響が分からなかったためです。まずは状況をサポートに確認することにしました。
サポートへの問い合わせの流れ
- 自動応答ボット:一般的な説明(アルバムページを確認して、など)が返ってくるだけでした。画面に理由が出ていない場合は役に立ちません。
- 人の担当者:「担当者と話したい」と伝えると、名前と連絡先メールを聞かれたあと、担当者につながりました。
- 専門チームへ転送:その場では分からず、メールで返答するとのことでした。
- メールで回答:数日後に届きました。
ポイントは、「画面にも理由がなく、メールも届いていない」ことを具体的に伝えることです。アルバム名とUPC(アルバムの番号)を添えると話が早いです。
原因:同じアルバムに同じ音源が2回入っていた

サポートからの回答(英文)を、私が日本語に意訳すると次のとおりです。
トラック3とトラック4が、同じ音源ファイルです。ストアは、同じリリースの中で同じ音源を複数回アップロードすることを認めていません。
今回のアルバムは、同じ曲名で2パターン(例:「Late Afternoon Brew」と「Late Afternoon Brew II」)ずつ入っています。AI音楽生成のSunoには2分32秒と2分8秒の曲がありましたが、2分32秒の方を2回ダウンロードしていたことが原因でした。
注意:原因を確認してから操作しましょう
今回の私は、配信先に送信されていないように見える状態で、サポートから重複音源の指摘を受けたため、取り下げて再アップロードしました。ただし、すでに配信済みの作品や、本人確認など別の理由で止まっている作品では、適切な対処が違う可能性があります。表示だけを見てすぐに取り下げず、まずはサポートに原因と必要な対応を確認することをおすすめします。
直し方:取り下げて、修正して、再アップロード

- 正しい音源を用意する:Sunoから2分8秒の曲を改めてダウンロードしました。
- パソコン内のファイルで重複を確認する:ファイルの中身を比べる方法(ハッシュ値の比較)で、同じ内容のファイルがないか確認しました。他の曲に重複はありませんでした。
- アルバムを取り下げる:アルバムページの「配信を取りやめる」を押します。パスワードの入力が必要です。画面上は配信先に送信されていないように見える状態だったため、他のアルバムや収益には影響しないと判断しました。
- 同じ内容で再アップロード:ジャケット、曲名、クレジットなどを入れ直しました。
- サポートに返信する:「直して再アップロードしました。審査をお願いします」と連絡しました。
再アップロードの翌朝、「楽曲が配信先に送信されました」というメールが届き、24の配信先に送られました。
私の場合、今回の再アップロードでは追加費用は発生しませんでした(アップロード画面の合計金額は$0.00で、有料オプションは選んでいません)。ただし、選ぶオプションによって費用が変わる可能性があるため、アップロード画面で最終金額を確認してください。
同じ表示が出たときの確認ポイント
今回の原因は、同じ音源ファイルの重複でした。ただし、この表示だけで原因を特定できるわけではありません。次の点を確認して、それでも分からなければサポートに具体的な理由を聞くのがおすすめです。
- 同じアルバムの中に、同じ音源ファイルが入っていないか(曲名が違っても中身が同じことがあります)
- ジャケット画像:DistroKidのアップロード画面には、URLやストアのロゴが入った画像、ぼやけた画像などは拒否されることがあると書かれています
- 画面にもメールにも理由がないときは、待たずにサポートに問い合わせる
今回の反省と対策
- 当時は、Sunoからのダウンロードも、DistroKidへのアップロードも、1曲ずつ手作業でした。気をつけていても、人的ミスは起きます。
- 今はAIエージェントを使って作業を効率化していますが、それだけで重複を完全に防げるとは限りません。そこで今後は、アップロード前に音源ファイルの中身を機械的に比べて、重複がないか確認する工程を入れることにしました。
※この記事は、私自身の2026年10月時点の体験です。DistroKidの画面や仕様は変わることがあります。
まとめ
- 「配信先で問題が検出されました」と出ても、メールが届くとは限りません
- 今回の原因は、同じアルバム内の同じ音源の重複でした(表示だけでは原因は特定できません)
- 直し方は、取り下げて、修正して、再アップロード。私の場合、追加費用はかかりませんでした
- 画面の通知に気づいたら、早めにサポートへ
【追記】
その後、Apple Music・iTunesでは2026年10月10日、Spotifyでは10月11日に公開されました。再アップロードから、2〜3日で聴ける状態になりました。
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